安治川橋

安治川橋は、大阪開港と共に設置された川口居留地と対岸の野田とを結ぶ橋として

明治6年(1873)に架けられた。マストの高い船が航行できるよう、橋の中央が旋回する珍しい構造だった。

明治16年(1883)の写真で対岸に川口居留地を臨む。右の洋館にはとうじイギリス人宣教師が居住していた。

橋は明治18年の洪水時に撤去され、のち仮橋が架けられたものの現在は姿を消している。