築地外国人居留地跡

居留地時代のレンガ塀遺構

右にあるレンガは、イギリス積みで積まれた築地外国人居留地時代のレンガ塀遺構の一部です。

明治期に居留地の52番(明治11年〜明治32年:聖パウロ教会)と42番(明治9年〜22年:新栄女学校、明治28年〜

32年:東京中学院)の地境に建てられて以降、関東大震災や空襲による戦禍を免れ、現在の明石町1番23号と

明石町15番(明石小学校)の地境にあたる場所に残されてきました。このレンガは、平成24年7月に竣工した明石小学校

の整備にあわせてここに移設したもので、明治期の当地域に外国人居留地があったことを物語る貴重な遺構として保存しました。  

ガス街灯の柱

以上 平成25年3月 中央区教育委員会

旧校舎の石

このベンチの座面に使われている花崗岩は大正15年に建設された復興小学校である明石小学校・

明石幼稚園の旧校舎の階段に使用されていた石材を再利用したものです。  平成25年1月