横浜居留地
横浜居留地は日本最大で、二つに分かれます。一つは商業的な要素を持つ上の地図で
右側の山下居留地、 もう一つは左側のそこで働いていた外国人たちの居住地となり
生活を楽しんだ静かな山手居留地です。
赤レンガ倉庫 |
地図の右下にあるのですが、函館、神戸、舞鶴と同様、建物そのものを生かして店舗、レストランやギャラリー、イベントスペースなどとして利用されるようになりました。(2002年4月オープン)
写真をクリックしてみてください。
近代港湾の発祥の地、横浜新港ふ頭は明治の技術の粋を集めて築造され、1907年(明治40年)に着工された。この倉庫は、補強材として鉄材を利用し、非常用水道管(現在のスプリンクラー)、防火扉などの耐震耐火設備、荷役用エレベーターの設置など、当時の最新の技術が導入された。
DATA
一号倉庫 | 二号倉庫 |
明治41年(1908)着工 | 明治40年(1907)着工 |
大正2年(1913)竣工 | 明治44年(1911)竣工 |
いずれも
煉瓦造3階建て(一部四階)
開口149メートル
奥行き22.6メートル
延床面積1万755平方メートル
妻木頼黄(1859〜1916):明治政府の官僚建築家として、大蔵省臨時建築部を率い、赤レンガ倉庫の
建設を行った。
参考図書 |
横浜市中区発行「中区の歴史を碑もとく絵地図」
横浜市・横浜市歴史的資産調査会発行「都市の記憶・横浜の近代建築(T)」
建築MAP横浜・鎌倉 ギャラリー・間編 TOTO出版2002年
★ 以下の表は「中区の歴史を碑もとく絵地図」を参照しています。
元山下(関内)居留地周辺に残る碑 | 元山手居留地周辺に残る碑 | ||
町会所跡、横浜商工会議所発祥の地 | 日本吹奏楽発祥の地の碑 | ||
○ | 岡倉天心生誕の地の碑 | 市電車庫跡地の碑 | |
○ | 神奈川運上所跡 | 日本バプテスト発祥之地の碑 | |
○ | 日本で最初のガス灯の碑 | ジェラールの瓦工場と水屋敷跡の碑 | |
○ | 日米和親条約締結の碑 | 大正活映撮影所跡 | |
神奈川県電気発祥の地の碑 | ○ | 塗装発祥の碑 | |
○ | アイスクリーム記念碑(太陽の母子像) | ○ | ブラフ溝記念碑 |
牛馬貯水槽の碑 | ○ | 山手80番館遺跡 | |
○ | 写真師・下岡蓮杖顕彰碑 | ○ | ゲーテ座跡(岩崎博物館) |
電信創業の地の碑 | メソヂスト教会起源の地の碑 | ||
外国郵便創業の局の碑(横浜港郵便局) | ○ | クリーニング業発祥の地 | |
電話交換創始の碑 | 横浜ボウリング発祥の碑 | ||
港町魚市場跡の碑 | フランス山石垣(ブラフ積石垣) | ||
近代街路樹発祥之地 | 機械製氷会社(神奈川日冷山手営業所)現存しない | ||
赤い靴はいてた女の子像 | 日本初の洋式公園(山手公園) | ||
○ | インド水塔 | ○ | 日本庭球発祥之地の碑 |
カモメの水兵さんの碑 | ビール発祥の地(麒麟麦酒開源記念碑) | ||
日米友好ガールスカウトの像 | 打越霊泉由来の碑 | ||
リカルテ将軍記念碑 | |||
○ | ZANGIRI(西洋理髪発祥の地) | ||
日本国新聞発祥之地 | |||
○ | 英一番館跡 | ||
○ | ヘボン博士邸跡 | ||
○ | 横浜天主堂跡 | ||
○ | 大砲の由来碑 | ||
我国西洋歯科医学発祥の地 | |||
近代水道管(卵形管) | |||
○ | 山手ヘボン博士邸跡の碑 | ||
日本最古の公園(横浜公園) | |||
○ | 鉄の橋の碑、ブラントンの碑 | ||
吉田橋関門跡 | |||
○ | ガス灯の生い立ちの碑 |
○は写真があります。
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